【市況】東京株式(大引け)=584円高と5日続伸、菅首相退陣表明で2万9000円回復
3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅高で5日続伸。菅首相が退陣を表明したことで後場に入り買いが膨らみ2万9000円台を回復した。
大引けの日経平均株価は前日比584円60銭高の2万9128円11銭。東証1部の売買高概算は12億4310万株。売買代金概算は3兆2809億円となった。値上がり銘柄数は1768と全体の約81%、値下がり銘柄数は343、変わらずは77銘柄だった。
前日の米株式市場はナスダック指数が最高値を更新するなど、堅調な値動きとなるなか、東京市場も買い先行でスタート。前場は243円高で取引を終えた。昼休み時間に「菅首相が退陣」の報道が伝わると、後場の日経平均株価は一気に上昇加速。経済対策などへの期待が膨らみ、上昇幅は一時600円を超し6月下旬以来となる2万9000円台に乗せた。33業種全てが上昇する全面高となり、鉄鋼や機械、不動産、石油など景気敏感株が買われた。
【市況】日経平均は大幅に5日続伸、29000円台回復、首相退陣表明で一時600円超高/相場概況
日経平均は大幅に5日続伸。2日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反発し、131ドル高となった。失業保険申請の減少や原油先物相場の上昇で景気敏感株を中心に買いが入った。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで82円高からスタート。寄り付き後も米雇用の改善期待などから堅調に推移していたが、菅義偉首相が自民党総裁選への出馬を見送る意向を表明したことが伝わると上げ幅を大きく広げた。後場の中ごろには29149.65円(前日比606.14円高)まで上昇する場面があった。
大引けの日経平均は前日比584.60円高の29128.11円となった。終値としては6月16日以来の高値で、29000円台を回復したのは6月28日以来となる。東証1部の売買高は12億4310万株、売買代金は3兆2808億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、鉄鋼、電気機器、証券、機械、医薬品が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の81%、対して値下がり銘柄は16%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅に5日続伸、菅首相退陣表明で2万9000円台回復 (9月3日)
1.日経平均は584円高、6月下旬以来の2万9000円台回復
2.菅首相が昼に退陣を表明し、後場に入り買いが一気に膨らむ
3.33業種全てが上昇、鉄鋼、機械、不動産など景気敏感株が高い
4.レーザーテクやSBG、ファストリなどの主力値がさ株が上昇
5.メディア総研やモビルスといった直近IPO銘柄に買いが流入
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比131ドル高と4日ぶりに反発した。米新規失業保険申請件数が改善を示す結果となったほか、原油価格が上昇したことも好感された。
東京市場では、日経平均株価は大幅高で5日続伸。菅首相が退陣を表明したことで後場に入り買いが膨らみ2万9000円台を回復した。
前日の米株式市場はナスダック指数が最高値を更新するなど、堅調な値動きとなるなか、東京市場も買い先行でスタート。前場は243円高で取引を終えた。昼休み時間に「菅首相が退陣」の報道が伝わると、後場の日経平均は一気に上昇加速。経済対策などへの期待が膨らみ、上昇幅は一時600円を超し6月下旬以来となる2万9000円台に乗せた。33業種全てが上昇する全面高となり、鉄鋼や機械、不動産、石油など景気敏感株が買われた。
日経平均・・・29128.11円 584.6円
TOPIX・・・2015.45円 31.88円
JPX日経400・・・18223.06円 300.26円
日経JASDAQ・・・4018.9円 26.24円
東証マザーズ・・・1117.21円 -3.22円
東証REIT指数・・・2144.5円 -3.97円
米ドル円・・・109.9円 -0.1円
ユーロ/円・・・130.5円 0.19円
NYダウ・・・35443.82円 131.29円
NASDAQ・・・15331.17円 21.79円
上海総合・・・3581.73円 -15.3円
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