【市況】東京株式(大引け)=101円安と反落、ジャクソンホール会議控え様子見も
27日の東京株式市場で日経平均株価は反落。前日のニューヨーク市場が軟調で売りが先行する展開となった。今晩のジャクソンホール会議を前に様子見姿勢も強まった。
大引けの日経平均株価は前日比101円15銭安の2万7641円14銭。東証1部の売買高概算は8億6985万株。売買代金概算は2兆1135億円となった。値上がり銘柄数は880と全体の約40%、値下がり銘柄数は1175、変わらずは134銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウがアフガニスタン情勢への警戒感もあり192ドル安と5日ぶりに反落した。これを受け、東京市場も値を下げてスタート。日経平均株価は一時260円を超える下落となる場面があった。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋った。今晩はジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演を行う予定であり、その結果を確かめたいと後場にかけ模様眺め気分も強まった。
【市況】日経平均は反落、イベント前に持ち高傾けず、海運が大幅高/相場概況
日経平均は反落。26日の米国市場でNYダウは5日ぶりに反落し、192ドル安となった。複数の地区連銀総裁が早期の金融緩和縮小(テーパリング)を支持する姿勢を示したほか、アフガニスタンで自爆テロとみられる爆発が発生したことも嫌気された。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで161円安からスタートすると、朝方には一時27481.23円(前日比261.06円安)まで下落。ただ、今晩開かれる米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に持ち高を傾ける動きは限られ、売り一巡後は下げ渋った。
大引けの日経平均は前日比101.15円安の27641.14円となった。東証1部の売買高は8億6985万株、売買代金は2兆1135億円だった。業種別では、精密機器、倉庫・運輸関連業、石油・石炭製品が下落率上位で、その他も全般軟調。一方、海運業、パルプ・紙、保険業など4業種が上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の54%、対して値上がり銘柄は40%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 反落、ジャクソンホール会議を前に様子見姿勢 (8月27日)
1.日経平均は前日比101円安と反落、2万7600円近辺で推移
2.前日のNYダウは192ドル安、アフガニスタン情勢など警戒
3.今晩のジャクソンホール会議を前に様子見姿勢が強まる
4.商船三井や郵船、川崎汽など海運株が買い人気を集め上昇基調
5.幼児活動研やベビカレ、カラダノートといった子育て関連が高い
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比192ドル安と5日ぶりに反落した。アフガン情勢の悪化やジャクソンホール会議を前に利益確定売りが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は反落。前日のニューヨーク市場が軟調で売りが先行する展開となった。今晩のジャクソンホール会議を前に様子見姿勢も強まった。
前日の米株式市場では、NYダウがアフガニスタン情勢への警戒感もあり5日ぶりに反落した。これを受け、東京市場も値を下げてスタート。日経平均は一時260円を超える下落となる場面があった。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は下げ渋った。今晩はジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演を行う予定であり、その結果を確かめたいと後場にかけ模様眺め気分も強まった。
日経平均・・・27641.14円 -101.15円
TOPIX・・・1928.77円 -6.58円
JPX日経400・・・17359.32円 -70.08円
日経JASDAQ・・・3931.97円 -2.37円
東証マザーズ・・・1092.52円 -3.18円
東証REIT指数・・・2174.3円 57.64円
米ドル円・・・110.13円 -0.03円
ユーロ/円・・・129.57円 -0.08円
NYダウ・・・35213.12円 -192.38円
NASDAQ・・・14945.8円 -96.05円
上海総合・・・3522.15円 20.49円
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