【市況】東京株式(大引け)=237円高、欧米株全面高受けリスクオン継続
24日の東京株式市場は前日の欧米株が総じて高く、米国株市場ではナスダック総合指数が最高値を更新したことなどを好感してリスク選好の地合いとなった。
大引けの日経平均株価は前営業日比237円86銭高の2万7732円10銭と続伸。東証1部の売買高概算は9億5942万株、売買代金概算は2兆3378億円。値上がり銘柄数は1799、対して値下がり銘柄数は312、変わらずは79銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日に続き主力株をはじめ広範囲に買われる展開となった。前日の欧米株市場が全面高となったことでリスクオンの流れが強まった。米国株市場では主要3指数が揃って上昇し、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は3日続伸となり、約2週間ぶりに過去最高値を更新。これを受けて東京市場でも半導体製関連などハイテクセクターに物色の矛先が向かった。また、世界的にワクチン普及に伴う経済活動の正常化に期待が高まるなか、海運株や鉄鋼株など景気敏感株への買いが活発で全体相場を押し上げた。一方、日経平均2万7000円台後半では戻り売り圧力も意識され、前場中ごろにこの日の高値をつけてからは上値も重い展開を強いられた。なお、値上がり銘柄数は1800近くに達し、東証1部全体の82%を占めた。
【市況】日経平均は続伸、海外株高で一時300円超上昇、海運・半導体株などに買い/相場概況
日経平均は続伸。23日の米国市場でNYダウは続伸し、215ドル高となった。当局が初めて新型コロナウイルスワクチンを正式承認したことなどが好感された。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は過去最高値を更新。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで158円高からスタートすると、その後もアジア株高などを追い風に上げ幅を広げ、前場中ごろを過ぎると一時27817.89円(前日比323.65円高)まで上昇した。ただ、後場になると株価指数先物の買い戻しに一服感が出て、高値圏でややこう着感を強めた。
大引けの日経平均は前日比237.86円高の27732.10円となった。東証1部の売買高は9億5942万株、売買代金は2兆3378億円だった。業種別では、海運業、空運業、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、ゴム製品、医薬品、銀行業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の82%、対して値下がり銘柄は14%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 続伸、欧米株高を受けリスク選好の買い継続 (8月24日)
1.日経平均は続伸、前日の欧米株高を受けリスクオンの地合い続く
2.ナスダック最高値更新で、半導体などハイテクセクターに追い風
3.ワクチン普及による経済正常化期待で景気敏感株への買い目立つ
4.2万7000円台後半では売り圧力強く、前場中盤以降は上値に重さ
5.個別株は値上がり銘柄数が1800近くに達し、全体の8割超が上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比215ドル高と続伸した。ファイザー<PFE>とビオンテック<BNTX>が共同開発した新型コロナウイルスワクチンが正式承認されたことが好感され、景気敏感株やハイテク株が買われた。
東京市場では前日の欧米株が総じて高く、米国株市場ではナスダック総合指数が最高値を更新したことなどを好感して日経平均株価はリスク選好の地合いとなった。
24日の東京市場は、前日に続き主力株をはじめ広範囲に買われる展開となった。前日の欧米株市場が全面高となったことでリスクオンの流れが強まった。米国株市場では主要3指数が揃って上昇し、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は3日続伸となり、約2週間ぶりに過去最高値を更新。これを受けて東京市場でも半導体製関連などハイテクセクターに物色の矛先が向かった。また、世界的にワクチン普及に伴う経済活動の正常化に期待が高まるなか、海運株や鉄鋼株など景気敏感株への買いが活発で全体相場を押し上げた。一方、日経平均2万7000円台後半では戻り売り圧力も意識され、前場中ごろにこの日の高値をつけてからは上値も重い展開を強いられた。なお、東証1部の値上がり銘柄数は1800近くに達し、東証1部全体の82%を占めた。
日経平均・・・27732.1円 237.86円
TOPIX・・・1934.2円 19.06円
JPX日経400・・・17426.22円 161.25円
日経JASDAQ・・・3905.21円 35.45円
東証マザーズ・・・1072.6円 8.11円
東証REIT指数・・・2091.75円 -3.11円
米ドル円・・・109.66円 -0.24円
ユーロ/円・・・128.66円 -0.17円
NYダウ・・・35335.71円 215.63円
NASDAQ・・・14942.65円 227.98円
上海総合・・・3514.47円 37.33円
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