【市況】東京株式(大引け)=189円高、4日続伸も前半様子見ムード強い
25日の東京株式市場は買い優勢で始まり、日経平均株価はプラス圏で終始強調展開をみせた。ただ、2万8000円台半ばは売り圧力も意識され上げ幅は限られた。
大引けの日経平均株価は前営業日比189円37銭高の2万8553円98銭と4日続伸。東証1部の売買高概算は9億9296万株、売買代金概算は2兆2039億1000万円。値上がり銘柄数は698、対して値下がり銘柄数は1417、変わらずは77銘柄だった。
きょうの東京市場は終始堅調な地合い。前日まで日経平均が3日続伸していたことで、目先筋の利益確定の動きを誘発し上値を重くしたが、売り物はきょうの高値圏でほぼ吸収した。前日の米国株市場では、ここ急落していたビットコイン価格が反発したことなどを受け主要株指数が揃って上昇、米長期金利の低下もハイテク株に追い風となり、その地合いを東京市場も引き継ぐ格好となった。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されるなか様子見ムードが強く商いは盛り上がりを欠いたほか、取引時間中の値動きは130円あまりにとどまり、今年最少となった。値下がり銘柄数は1400を超え、値上がり銘柄数を大幅に上回った。業種別では半導体関連や鉄鋼、非鉄などの市況関連株が高く、前日に急騰した海運株や、紙パ、水産株などが安かった。
【市況】日経平均は4日続伸、値がさ株買われ一時200円超高/相場概況
日経平均は4日続伸。24日の米国市場でNYダウは3日続伸し、186ドル高となった。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの反発や長期金利の落ち着き、新型コロナウイルスワクチンの普及が投資家心理を上向かせた。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで152円高からスタートすると、値がさ株がけん引役となって、前場中ごろには一時28576.97円(前日比212.36円高)まで上昇。引き続き28600円に迫る場面では利益確定の売りが出て上値を抑えられたが、アジア株高などを追い風におおむね堅調に推移した。
大引けの日経平均は前日比189.37円高の28553.98円となった。東証1部の売買高は9億9296万株、売買代金は2兆2039億円だった。業種別では、証券、その他製品、鉄鋼が上昇率上位だった。一方、海運業、パルプ・紙、水産・農林業が下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の32%、対して値下がり銘柄は65%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 4日続伸、米株高に追随し半導体関連などが買われる (5月25日)
1.日経平均は4日続伸、終始堅調ながら上値の重さ意識
2.ビットコイン価格の反発受け市場心理改善し米株高に追随
3.新型コロナ感染拡大への警戒感で様子見ムードが強い展開
4.値下がり銘柄数が1400超と値上がり数を大幅に上回る
5.半導体関連や鉄鋼株など買われ、前日急騰の海運株は軟調
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前週末比186ドル高と3日続伸した。米長期金利が低下したほか、ビットコインが値を上げたことが好感された。
東京市場では、買い優勢で始まり日経平均株価はプラス圏で終始強調展開をみせた。ただ、2万8000円台半ばは売り圧力も意識され上げ幅は限られた。
25日の東京市場は、終始堅調な地合い。前日まで日経平均が3日続伸していたことで、目先筋の利益確定の動きを誘発し上値を重くしたが、売り物はきょうの高値圏でほぼ吸収した。前日の米国株市場では、ここ急落していたビットコイン価格が反発したことなどを受け主要株指数が揃って上昇、米長期金利の低下もハイテク株に追い風となり、その地合いを東京市場も引き継ぐ格好となった。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されるなか様子見ムードが強く商いは盛り上がりを欠いたほか、取引時間中の値動きは130円あまりにとどまり、今年最少となった。値下がり銘柄数は1400を超え、値上がり銘柄数を大幅に上回った。業種別では半導体関連や鉄鋼、非鉄などの市況関連株が高く、前日に急騰した海運株や、紙パ、水産株などが安かった。
日経平均・・・28553.98円 189.37円
TOPIX・・・1919.52円 6.48円
JPX日経400・・・17332.61円 68.59円
日経JASDAQ・・・3874.18円 17.64円
東証マザーズ・・・1133.48円 25.13円
東証REIT指数・・・2075.5円 7.5円
米ドル円・・・108.9円 0.14円
ユーロ/円・・・133.46円 0.81円
NYダウ・・・34393.98円 186.14円
NASDAQ・・・13661.17円 190.17円
上海総合・・・3581.34円 84.05円
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