【市況】東京株式(大引け)=518円高、景気敏感株中心に急反発
5連休明けとなった6日の東京株式市場は大きくリスクオンに傾き、主力株を中心に買われ日経平均は大幅高。一時上げ幅は600円を超える場面もあった。
大引けの日経平均株価は前営業日比518円74銭高の2万9331円37銭と急反発。東証1部の売買高概算は15億2611万株、売買代金概算は3兆3807億円。値上がり銘柄数は1625、対して値下がり銘柄数は492、変わらずは74銘柄だった。
きょうの東京市場は前日の欧米株市場が総じてリスク選好の動きであったことを受け、先物を絡めた買い戻しが進み、日経平均は大幅反発に転じた。景気回復期待を背景に前日の米国株市場でNYダウは最高値を更新したものの、ナスダック総合指数は4日続落と下げ歩調にあり、これを警戒して朝方は半導体関連株などが売られ全体相場の足を引っ張った。が、その後も相場の基調は崩れず、景気敏感株を中心に買われ、日経平均は前引けまで次第高の展開となった。後場は伸び悩んだものの、目先筋の利食いは吸収され高値圏でのもみ合いに終始した。ただ、日経平均寄与度の高い一部の銘柄の上昇が貢献した部分もあり、値上がり銘柄数は全体の74%にとどまっている。5連休明けということもあって売買代金は大きく膨らみ3兆3000億円を上回った。これは3月29日以来の高水準。
【市況】日経平均は大幅反発、ダウ最高値で買い安心感、一時600円超高/相場概況
日経平均は大幅反発。5日の米国市場でNYダウは2週間半ぶりに過去最高値を更新した。インフレ加速や利上げへの警戒感が後退するとともに、予想を上回る企業決算や商品価格の上昇を受けて景気敏感株を中心に買いが入った。連休明けの東京市場ではこうした米株高が買い安心感につながり、日経平均は211円高からスタートすると、寄り付き後も上げ幅を拡大。前引けにかけて一時29430.22円(前営業日比617.59円高)まで上昇したが、後場に入ると利益確定の売りも出て高値もみ合いの展開となった。
大引けの日経平均は前営業日比518.74円高の29331.37円となった。東証1部の売買高は15億2611万株、売買代金は3兆3807億円と3月29日以来の高水準だった。業種別では、鉄鋼、パルプ・紙、海運業が上昇率上位で、その他も全般堅調。その他製品のみ小幅に下落した。東証1部の値上がり銘柄は全体の74%、対して値下がり銘柄は22%となった。
【市況】【↑】日経平均 大引け| 大幅反発、景気敏感株を中心にリスク選好の買い優勢 (5月6日)
1.日経平均は大幅反発、一時上げ幅が600円超える場面も
2.欧米株リスク選好を受け、先物絡みの買い戻しが寄与する形に
3.米国株市場では景気回復期待からNYダウが過去最高値を更新
4.景気敏感株中心に日経平均は寄り後も次第高、後場は伸び悩む
5.値上がり銘柄数は全体の7割強どまりだが、売買代金は高水準
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比97ドル高と3日続伸し約2週間半ぶりに最高値を更新した。景気回復期待から銅価格などが上昇するなか、エネルギー関連株や素材株などが値を上げた。
5連休明けの東京市場では大きくリスクオンに傾き、主力株を中心に買われ日経平均株価は大幅高。一時上げ幅は600円を超える場面もあった。
6日の東京市場は、前日の欧米株市場が総じてリスク選好の動きであったことを受け、先物を絡めた買い戻しが進み、日経平均は大幅反発に転じた。景気回復期待を背景に前日の米国株市場でNYダウは最高値を更新したものの、ナスダック総合指数は4日続落と下げ歩調にあり、これを警戒して朝方は半導体関連株などが売られ全体相場の足を引っ張った。が、その後も相場の基調は崩れず、景気敏感株を中心に買われ、日経平均は前引けまで次第高の展開となった。後場は伸び悩んだものの、目先筋の利食いは吸収され高値圏でのもみ合いに終始した。ただ、日経平均寄与度の高い一部の銘柄の上昇が貢献した部分もあり、東証1部の値上がり銘柄数は全体の74%にとどまっている。5連休明けということもあって売買代金は大きく膨らみ3兆3000億円を上回った。これは3月29日以来の高水準。
日経平均・・・29331.37円 518.74円
TOPIX・・・1927.4円 29.16円
JPX日経400・・・17380.96円 279.82円
日経JASDAQ・・・3898.61円 3.41円
東証マザーズ・・・1183.84円 -17.93円
東証REIT指数・・・2070.42円 6.62円
米ドル円・・・109.1円 0.22円
ユーロ/円・・・131.45円 -0.32円
NYダウ・・・34230.34円 97.31円
NASDAQ・・・13582.42円 -51.07円
上海総合・・・3441.28円 -5.57円
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