【市況】東京株式(大引け)=354円安と大幅に5日続落、2万3000円台を割り込む
30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に5日続落。後場にかけ下げが加速する展開となり、8月28日以来、約2カ月ぶりに2万3000円台を割り込んだ。
大引けの日経平均株価は前日比354円81銭安の2万2977円13銭。東証1部の売買高概算は13億1380万株。売買代金概算は2兆6377億4000万円となった。値上がり銘柄数は244、値下がり銘柄数は1897、変わらずは39銘柄だった。
後場にかけ売りが膨らみ日経平均株価は300円を超す下落となった。NYダウ先物が下げ幅を拡大するなかポジションを落とす動きが強まったほか、週末で利益確定売りも優勢の展開となった。前日のNYダウは139ドル高と5日ぶりに反発したが、戻りは鈍いとの見方が出ていた。東証1部の87%の銘柄が下落し、東証33業種の全てが値下がりする全面安となった。
【市況】日経平均は5日続落、手仕舞い売りかさみ23000円割れ/相場概況
日経平均は5日続落。29日の米国市場でNYダウは5日ぶりに反発し、139ドル高となった。経済指標の予想以上の改善が好感されたうえ、引け後に決算発表を予定していた主要ハイテク企業にも期待感から買いが入った。ただ、決算発表したアップルが時間外取引で売られ、米株価指数先物も下落。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで11円安からスタートすると、来週の米大統領選を前に手仕舞いの売りも出て、下げ幅を広げる展開となった。引けにかけて22948.47円(前日比383.47円安)まで下落する場面があった。
大引けの日経平均は前日比354.81円安の22977.13円となった。終値で23000円を割り込むのは8月28日以来。東証1部の売買高は13億1380万株、売買代金は2兆6377億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、パルプ・紙、精密機器、証券、その他金融業、医薬品が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の87%、対して値上がり銘柄は11%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 5日続落、後場にかけ下げが加速し2万3000円割れ (10月30日)
1.日経平均は前日比373円安と5日続落、後場にかけ下げが加速する
2.NYダウ先物の下落が警戒され約2ヵ月ぶりの2万3000円割れに
3.前日のNYダウは139ドル高と5日ぶりに上昇したが戻りは鈍かった
4.SBGやソニー、東エレク、日電産、富士通など主力株が軒並み安
5.業績の増額修正を発表したアドバンテストやファナックが買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比139ドル高と5日ぶりに反発した。堅調な米経済指標の発表が相次ぎ、景気敏感株を中心に押し目買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は大幅に5日続落。後場にかけ下げが加速する展開となり、8月28日以来、約2ヵ月ぶりに2万3000円台を割り込んだ。
30日の東京市場は、後場にかけ売りが膨らみ日経平均は300円を超す下落となった。NYダウ先物が下げ幅を拡大するなかポジションを落とす動きが強まったほか、週末で利益確定売りも優勢の展開となった。前日のNYダウは5日ぶりに反発したが、戻りは鈍いとの見方が出ていた。東証1部の87%の銘柄が下落し、東証33業種の全てが値下がりする全面安となった。
日経平均・・・22977.13円 -354.81円
TOPIX・・・1579.33円 -31.6円
JPX日経400・・・14210.19円 -290.03円
日経JASDAQ・・・3547.01円 -49.65円
東証マザーズ・・・1171.25円 -41.38円
米ドル円・・・104.53円 0.25円
ユーロ/円・・・122.09円 -0.28円
NYダウ・・・26659.11円 139.16円
NASDAQ・・・11185.59円 180.72円
上海総合・・・3224.53円 -48.19円
0コメント