【市況】東京株式(大引け)=115円安、米株安受け続落も値上がり銘柄数多い
7日の東京株式市場は売り優勢の展開となり日経平均株価は前週末に続き下値模索の展開となり2万3000円トビ台まで水準を切り下げた。
大引けの日経平均株価は前週末比115円48銭安の2万3089円95銭と続落。東証1部の売買高概算は10億6261万株、売買代金概算は1兆9245億7000万円。値上がり銘柄数は1277、対して値下がり銘柄数は817、変わらずは78銘柄だった。
きょうの東京市場は前週末に続き下値を探る展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が連日下値模索の展開となり、東京市場でもこれを引き継ぐ形で日経平均は軟調展開に。半導体などハイテク株が主導して全体の地合いを悪くした。もっとも日経平均の下げはソフトバンクGによる部分が大きく、値上がり銘柄数は値下がり数を大きく上回った。米景気の回復期待などを背景に景気敏感株はリターンリバーサル狙いで買われる銘柄も多く、全体相場を下支えした。市場エネルギー不足は相変わらずで東証1部の売買代金は1兆9000億円台にとどまり、5営業日連続で2兆円割れとなった。
【市況】日経平均は続落、値がさ株の下落が重し/相場概況
日経平均は続落。4日の米国市場でNYダウは続落し、159ドル安となった。8月雇用統計が良好な内容で朝方上昇する場面もあったが、主要ハイテク株の売りが続いたほか、経済対策を巡る議会合意への期待も後退した。週明けの日経平均はこうした流れを引き継いで59円安からスタートすると、朝方に一時23086.89円(前週末比118.54円安)まで下落。その後はプラス圏に浮上する場面もあるなどやや方向感に乏しい展開だったが、今晩の米国市場休場で様子見ムードが強いなか、値がさ株の売りが重しとなった。
大引けの日経平均は前週末比115.48円安の23089.95円となった。東証1部の売買高は10億6261万株、売買代金は1兆9245億円だった。業種別では、情報・通信業、食料品、建設業が下落率上位だった。一方、空運業、鉄鋼、繊維製品が上昇率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の38%、対して値上がり銘柄は59%となった。
【市況】【↓】日経平均 大引け| 続落、米株安を受けリスク回避の売り継続 (9月7日)
1.日経平均は続落、米株波乱続きリスク回避の売り圧力続く
2.半導体などハイテク株が売られる展開も景気敏感株の一角高い
3.指数寄与度の高いソフトバンクGの急落が全体指数押し下げる
4.買われる株も多く、値上がり銘柄数が値下がりを大きく上回る
5.全体売買代金は1兆9000億円台と5日連続で2兆円台割れ
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比159ドル安と続落した。8月雇用統計が市場予想を上回り上昇して始まったが、買い一巡後はハイテク株中心に売りに押された。
週明けの東京市場では、売り優勢の展開となり日経平均株価は前週末に続き下値模索の展開となり2万3000円トビ台まで水準を切り下げた。
7日の東京市場は、前週末に続き下値を探る展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が連日下値模索の展開となり、東京市場でもこれを引き継ぐ形で日経平均は軟調展開に。半導体などハイテク株が主導して全体の地合いを悪くした。もっとも日経平均の下げはソフトバンクGによる部分が大きく、値上がり銘柄数は値下がり数を大きく上回った。米景気の回復期待などを背景に景気敏感株はリターンリバーサル狙いで買われる銘柄も多く、全体相場を下支えした。市場エネルギー不足は相変わらずで東証1部の売買代金は1兆9000億円台にとどまり、5営業日連続で2兆円割れとなった。
日経平均・・・23089.95円 -115.48円
TOPIX・・・1609.74円 -6.86円
JPX日経400・・・14546.93円 -59.6円
日経JASDAQ・・・3522.42円 -7.68円
東証マザーズ・・・1117.45円 -22.45円
米ドル円・・・106.23円 0.07円
ユーロ/円・・・125.55円 -0.14円
NYダウ・・・28133.31円 -159.42円
NASDAQ・・・11313.13円 -144.96円
上海総合・・・3292.59円 -62.77円
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